Q値(熱損失係数)とは

高断熱・高気密住宅を設計する上で、必要なことは、

Q値計算をして、熱的な性能をあらかじめ設定することです。

ここでQ値とは

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建物から逃げていく熱を床面積で割った値です。

ちなみに、逃げていく熱とは

1・屋根・天井から逃げる熱(屋根断熱か天井断熱)

2・外壁・窓から逃げる熱

3・床から逃げる熱(基礎断熱か床断熱)

4・換気で逃げる熱

を足した値です。

 

Q値の単位は w/㎡K となりますので

 

仮にQ値が2.7(大阪付近での次世代省エネの基準)で相当延べ床面積が120平米の住宅の場合では

2.7×120=324w/K  となります。

建物の中の温度を1度あげるのに324ワット必要となりますので

計算上では外気温が0度で室温を20度に保つには324×20=6480W必要となります。

 

Q値が1.6の場合は

1.6×120=192W

192×20=3840W

これならエアコン1台か2台でなんとかなりそうですね。

 

計画敷地は南向きなのか、開口部の状態はどうなのか、廻りの環境は、吹抜けのあるなしなど

考えながら設計していくことができます。

Q値計算なしの高断熱・高気密住宅はないと思いますが、皆様はいかがでしょうか?

 

夏場の日射遮蔽とか・防蟻対策とか、順番に書いていく予定です。

 

祥設計室@ささか

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