建築の事・FAQ

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建築

新住協からQpex3.31が届きました。

新木造住宅技術研究協議会の事務局から

Qpex3.31が届きました。

Qpex

断熱計算ソフト

断熱計算ソフトです。

早速明日にはさわって見る予定。

鎌田先生が開発されているものです。

11/18火曜日には、先生が大阪にこられて、セミナーをされます。

勉強になりますので、参加します。

早速申し込みしました。

 

祥設計室@ささか

 

 

【新住協】の研修会

2014/10/02 Thu

大阪梅田で新木造住宅技術研究協議会関西支部の研修会に参加しました。

今回はシロアリとHEMSの話。

新木造住宅技術研究協議会

【新住協】

①床下エアコンを使う。

②基礎気密+基礎外断熱になる。

③防蟻対策が必要。

④対策を検討しよう。

です。

対策ありました。勉強になります。

祥設計室@ささか

家つくりスケジュール

2014/09/29 Mon

家をつくる時に、よくある話し。

我が家は夫婦と子供が2人。

10帖くらいの主寝室と、6帖の子供部屋が2室。

それぞれに収納がいっぱいほしいな。

あと、おじいちゃんとかが泊まりに来たときに使う、和室もいるな。

リビングダイニングはできるだけ広いほうがよい。

キッチンに家事室・パントリーもほしい。

玄関は広めで、シューズクロークもいるぞ。

ご主人が小さな声で書斎も。

車は今は1台だが、子供達が大きくなった時用に2台駐車できるようにしておこう。

1台分はカーポートがほしいな。

そうそう、自転車も4台雨に濡れずに置く場所がいるな。

あーや、こーや。いろんな意見がでます。

LifePlan

すこし見づらいかもしれませんが、当事務所では、上記の表をつくってはいかがですか。

と、お話させていただいています。

なかなかつくってくれませんけどね。

一覧にしてみるとよくわかります。

あれ、長男は新築して4年目には、大学で下宿してでていくかもしれんな。

とか。

うちのかわいいわんちゃんもおれが○○歳にはおらんかもしれんなあ。とか。

 

それぞれのご家庭にあわせて、こんなのをできるだけ長い期間でつくってみてください。

70歳くらいまでどうですか?

うちは自営だから、老後の資金が足らんぞ。

とか、あれ、退職金で全部返済できるじゃないか。

とか。

 

わたしは、子供部屋は3帖でよい。と考えています。

それは子供が家にいてくれるのはよいのですが、40にもなって、ニートにでもなられたら大変でしょ。

そこで、とっとと自立できるように、プライバシー空間は狭小。皆が集うリビングなんかは快適に。

お子さんが、娘さんの場合は出産でかえってくるとか、孫をつれてかえってくるとかありますから、そこは考えておいたほうがよいと思います。息子の場合は、わたしもそうですが、年に一度かったら御の字です。

あまり慎重になりすぎると、せっかくの人生。快適でない、建物で暮らしつづけることとなります。計算してみると結構な時間ですよ。

 

祥設計室@ささか

充填断熱について

2014/09/19 Fri

充填断熱についてですが

材料代が安くつくのは高性能グラスウール(HGW16)(厚)105または120なんですが

グラスウール

GW

たとえ外周部といえども、スイッチボックス・コンセント・換気扇などの丸や四角の開口・電線などがあります。上の写真は全然ダメです。(当事務所の物件ではありません)

断熱欠損があり、気密も問題ありそうですね。

 

P2215732

 

気密コンセントカバーを使う必要があります。

(上の写真はブローインググラスウール)

 

 

P6111398

 

これは換気扇用の断熱アダプター。

でも施工するにはグラスウールを一回壁に押しつけて、へこんだところを専用カッターで切り取って丁寧に押し込んでいくことになります。

関西エリアでは、大工さんにお願いしてもなかなか、難しいところがあります。

まれに丁寧に施工してくれる大工さんもいらっしゃいます。この現場がそうでした。

分離発注方式=オープンシステムの場合は、合い見積で大工さんなども決めていくことが多いので、大工さんを指名することがコスト的に難しいこととなります。

そこで、当事務所では、前述した、ブローインググラスウール(吹き込みグラスウール)とか吹き込みセルロースファイバーを採用することが多くなります。

 

セルロースファイバー

 

空気を通す不織布をはり、古新聞紙とか段ボールをチップ状に粉砕した材料をポンプで吹き込んでいく方法です。

上の写真はセルロースファイバーを吹き込み後吹き込み孔をふさいでいるところです。ぱんぱんに入っているでしょう。この段階で、現場は温度は楽になり、音も静かになります。

当事務所はオープンシステムで施工できます。

専門工事業者さんと直接契約で、当事務所が上乗せすることはありませんので、リーズナブルに丁寧に施工してくださいます。粉状の材料をポンプで吹き込みますので断熱欠損はでにくいですね。沈下の問題がありますが、当事務所では、ボードを張るときに施工しにくいのです事を大工さんにも理解頂いて、ぱんぱんにいれてもらうことでその対策としています。

ウエットタイプのセルロースファイバーはしっかり乾燥させる必要がありますので、当方はドライタイプを採用しております。

屋根はまた書きますが、GWで問題ありません。

祥設計室@ささか

 

 

コストの見える直営工法=分離発注方式=オープンシステム

2014/09/17 Wed

直営工法=分離発注方式=オープンシステム

の基本。

これは

工務店・ハウスメーカーなどにお願いせず、

専門工事業者さん達に直接、家をつくってもらうやり方です。

高層ビルとか大型物件はさすがにゼネコンさんに建ててもらわないと難しいところがありますが、

住宅とか小規模ビル程度でしたら、ノウハウをもっている、設計監理CMRがいれば大丈夫です。

契約も施主様と専門工事業者さんと直接。お金のやりとりも、CMRがチェックして、直接。

CMRが代行することはありません。

 

オープンシステム

オープンシステム

オープンシステムは全国組織で、参加事務所を守る共済・補償などのサポートもしてくれます。

補償なしで一事務所が分離発注方式をサポートして、家をつくるのは、何か事故がおこったときに対応できませんので要注意です。

で当事務所はオープンシステムに参加しています。

オープンシステム2

オープンシステム2

細かい内容は、ぼちぼちと書いていきます。

祥設計室@ささか

 

2Fがどうして暑いのか

2014/09/16 Tue

高断熱・高気密住宅でも、通常の設計をしてしまうと

2Fは暑くなります。

 

2Fが暑い

2Fのサッシの高さが問題となります。

このままでは上図のハッチ部分に暑い空気がたまります。

風をおくって入れ替えない限り非常に暑い空気がたまったままとなります。

エアコンをかけても、冷風は下におりますので・・・

風通しを考えた上で、天井いっぱいの高さに開口部が必要となります。

天井断熱の場合はこれでOK。

 

屋根断熱の場合は、マーベックスさんのエコエアーシステムが効果的になります。

またはロフトを設けて、ロフト妻部分に開口部をつける。

開け閉めの問題がありますので、一部吹抜けにしてしまうとか

リモコンのハイサイドサッシなど考慮することが必要です。

 

祥設計室@ささか

換気について

高断熱・高気密住宅の換気について記します。

真夏・真冬は計画換気にたよることになります。

できれば熱交換型。

比較的快適な季節は、重力換気=温度差換気となります。

換気

 

暖かい空気は上に向かいます。

ですのでトップライト・ハイサイドサッシをもうけて、これを開く。

それだけではだめで、一番下の窓を開ける。玄関ドアでもよい。

すると、暖かい空気が外に出て行くのに応えて、一番下の開口部から比較的冷たい空気が入ってくる。

気密が高ければ、この効果は大きくなります。

 

お休みになるときに、用心が悪いので1階の窓を全部しめて、

2階の窓は全部あけているのだけど、風が通らない。

これは当たり前で、外で風が吹いていない限り、空気が動くことはありません。

1Fの窓をあけて、寝室の窓をあけると、自動的に風がとおります。

先に書いた、夜に、暖房を切らない。

と同じく、勘違いされている方が多いのでここに記します。

 

風を通したい部分の窓を上手に考えてあけると、楽に生活できます。

なにもかもあければよいものではありません。

 

祥設計室@ささか

 

 

C値とは

高断熱・高気密住宅の気密を判断する数値です。

単位はc㎡/㎡  平方センチ/平米

 

延床面積120m2の建物のすきま相当面積は、

C値2.0の場合、建物全体で240cm2存在すると言うことです。

2.0c㎡/㎡ × 120㎡ =240c㎡です。

1.0なら120c㎡ですね。直径10センチのパイプ1.5ヶ分。
ここでC値が小さいほど気密性は高くなります。

関西エリアではC値5以下で高気密住宅としてよいとなっていますが、5ではだめです。

当事務所の場合は1.0を下回ることを目標としています。外貼断熱の場合は達成しております。

気密測定

 

建物の開口部を外からテーピングしたり、現場発泡ウレタンを拭いたりして、隙間を防ぎます。

扇風機みたいなのをセットして、建物内部の空気を外に出します。

1回目の測定後、ファンを回しっぱなしにして、減圧状態にすると、隙間があれば空気が入ってきます。

手をかざして、隙間を探します。特に屋根と壁の取り合い部分がややこしいです。

現場発泡ウレタンとか外にまわって防水テープで処理していくこともあります。

測定結果

 

3回程度測定して数字を確認します。

 

気密がとれることによって、建物内部の空気の流れをコントロールする事ができます。

そのことについては、また記します。

 

祥設計室@ささか

 

Q値(熱損失係数)とは

高断熱・高気密住宅を設計する上で、必要なことは、

Q値計算をして、熱的な性能をあらかじめ設定することです。

ここでQ値とは

sjuutaku6

建物から逃げていく熱を床面積で割った値です。

ちなみに、逃げていく熱とは

1・屋根・天井から逃げる熱(屋根断熱か天井断熱)

2・外壁・窓から逃げる熱

3・床から逃げる熱(基礎断熱か床断熱)

4・換気で逃げる熱

を足した値です。

 

Q値の単位は w/㎡K となりますので

 

仮にQ値が2.7(大阪付近での次世代省エネの基準)で相当延べ床面積が120平米の住宅の場合では

2.7×120=324w/K  となります。

建物の中の温度を1度あげるのに324ワット必要となりますので

計算上では外気温が0度で室温を20度に保つには324×20=6480W必要となります。

 

Q値が1.6の場合は

1.6×120=192W

192×20=3840W

これならエアコン1台か2台でなんとかなりそうですね。

 

計画敷地は南向きなのか、開口部の状態はどうなのか、廻りの環境は、吹抜けのあるなしなど

考えながら設計していくことができます。

Q値計算なしの高断熱・高気密住宅はないと思いますが、皆様はいかがでしょうか?

 

夏場の日射遮蔽とか・防蟻対策とか、順番に書いていく予定です。

 

祥設計室@ささか